長野善光寺には正式参拝の仕方があった!!北向観音との両参り・片参りの順番の意味とは?

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長野善光寺には正式参拝の仕方があった!!北向観音との両参り・片参りの順番の意味とは?

長野県の必殺・・あ間違い!名刹!!である善光寺には「正しい参拝の仕方がある」ことをご存知でしたでしょうか?

実は善光寺には「あまり知られていない正式な参拝方法」が存在します。

善光寺は無宗派のお寺であり、宗派にとらわれなくても、ごく一般的な寺院の参拝方法で良いのだろう・・と考えて参拝する方がほとんどですが、これこそが実は「知らずに参拝している」ことになります。

これがどのようなことかと言いますと、善光寺だけお参りしたり「北向観音」だけをお参りしたりすることを「片参り」と言い、一昔前の人は片参りを忌み嫌い、「善光寺」と「北向観音」と両方お参りするの当たり前だと考えていました。

ここで「北向観音って何?」・・などと言う疑問が湧き起こった方もおられると思いますが、以下ではこの「北向き観音と善光寺の正しい参拝方法」について述べています。

まず・・善光寺参拝とセットと言われる「北向観音」とは?

まずは、善光寺参拝と一緒に参拝すると良いとされている北向観音についてご紹介します。

北向観音の所在地は「長野県の別所温泉街」です。

別所温泉は信州最古の温泉と云われ、善光寺から車で約1時間ほど上田城しいては富士山の方角へ降った場所に位置する日本でも屈指の温泉街です。

その別所温泉街に位置する北向観音の本坊は「天台宗別格本山・常楽寺」という名前の寺院で北向観音のほど近くに位置しています。

創建は825年(天長2年/平安初期)で「延暦寺第3代目座主・円仁(慈覚大師/じかくだいし)」によってに造営された寺院になります。

本坊・常楽寺は御本尊に「妙観察智弥陀如来(みょうかんざっちみだにょらい=阿弥陀如来)」、北向観音の御本尊には「千手千眼観世音菩薩」をいただき、源頼朝卿の篤い信仰の縁があり、1252年(建長4年)に頼朝卿の発願により大々的に再建が成されています。

この他、常楽寺は国重要文化財の「石造多宝塔」をはじめとして紅葉狩りの名所」など様々な見所がある寺院です。

北向観音からは徒歩で8分ほどの距離なので参拝の際に立ち寄る人も多く「厄除け観音の1つ」として有名人もよく参拝しているようです。

厄除け観音の御利益が非常に有名ですので、普段は比較的パラパラと参拝者がいる程度ですが、年末年始になると身動きが取れないほどの参拝者になり、参道が埋め尽くされるのが毎年恒例の光景となっています。

北向観音はパワースポットとして有名

昨今、北向観音はパワースポットとして知名度を高めています。

その理由とは、北向観音の御本尊・「千手千眼観世音菩薩」様は現世利益をもたらすと言われる観音さまだからです。

現世利益とはつまり、今の世、生きているうちに何らかの利益があるという意味です。

たとえば恋愛成就や金運アップなど生きているうちに御利益が欲しい!・・と考える人は、北向観音への参拝で人生のステップアップを図ると良いかもしれません。

しかしなぜ善光寺と北向観音がセットにされているのでしょう。

善光寺参りと北向観音参拝がセットになっている理由

まず、長野善光寺と北向観音の位置関係から理由を考える

善光寺と北向観音がなぜ同時参拝が正式参拝と言われるのかについての理由を紐解く前に、まず、善光寺と北向観音と常楽寺との位置関係を知る必要があります。

まず、根本となる「北向観音」の名前の由来ですが、「北向きの観音」という意味合いで「北向観音」です。

すなわち「北側を向いて建てられている観音堂」という解釈になります。

通常、寺院は東向きか、あるいは南向きを向いて建てられることが多いのですが、北向観音は珍しいことに何故か北を向いて造営されています。

この理由として考えられているのは、北向観音の北側に位置し、南向きで建てられた「本坊・常楽寺」を守護するためだとも言われています。

しかし実のところ現代に至っても北向観音が北を向いている理由は明らかにされていません。

善光寺本堂と上記の2寺の位置関係としては、善光寺・本堂は南向きで造営されているので北向観音とは対面の位置関係であり、すなわち常楽寺の背中を見ている格好となります。

これら3寺の位置関係を図にすると下記のようになります。

↓善光寺・本堂(南向)

↓常楽寺(南向)

↑北向観音(北向)

 

↓善光寺と北向観音との位置関係


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北向観音・善光寺、双方の御利益が「セットになっている本当の理由だった?!」

北向観音は、観音様による「現世の」御利益を期待される「厄除け観音」です。

一方の善光寺のご利益としては「一光三尊阿弥陀如来」様を本尊としており、死後、極楽浄土へと導かれ「来世の御利益を約束してくれている」と言われています。

つまり、北向観音と善光寺を同時に参拝することで、現世と来世、両方の御利益を頂戴できると考えられたのです。

実は北向観音の境内には立て札があり、この立て札には以下のようなことが書かれています。

「片方だけでは片参りなので、善光寺と北向観音の両参りをしましょう」

この立て札に書かれている内容の意味としては以下のように捉えることができます。

「片参りのみでは罰があたるというワケではなく、また両参りは義務でもありません。しかし現世、来世双方の御利益を期待するならば両堂を巡ってください」

・・と。

それで、参拝の順番は「どっちが先?」

善光寺が先か、北向観音が先か。実はこれについては特に定められた順番はありません。

人によっては、「現世→来世」の流れを気にして「北向観音→善光寺」が正しいと言う意見もあります。

しかし実のところ善光寺、北向観音の双方の寺院によっても特に推奨されている周り方はなく、どちらが先でも良いとされています。

また、上述したように現在に至っては必ずしも両方の寺院を周る必要はないとされていますので、都合のよい旅程で参拝すると良いでしょう。

規模でいえば善光寺のほうが大きく、寺院も市街地も含めて見所が多く時間がかかるので、このことを考慮して北向観音へ先に参拝するという方も多いようです。

善光寺から北向観音への行き方

善光寺から北向観音へは、距離にしておよそ49キロの道のりとなります。

車(タクシー)

タクシーを利用するとおよそ1時間半。タクシーの料金は22000円以内。

電車

公共の交通機関では、「長野電鉄長野線」に乗車して長野駅へ。

そこから、徒歩3分ほど離れたJR長野駅へ行き「JR篠ノ井線」に乗車し、上田駅へ。

JR上田駅からは、徒歩2分ほどで「上田電鉄別所線」の上田駅へ移動し、ここから別所温泉駅へアクセスします。

別所温泉駅からは、北向観音まで徒歩およそ11分です。

電車を利用する場合の所要時間は、2時間強が予想されます。

JR長野駅
しなの鉄道へ乗り換え「小諸行きへ乗車」

上田駅
上田電鉄へ乗り換え。「別所線・別所温泉行きへ乗車」

上電・別所温泉駅
↓(所要時間:徒歩約8分)
北向観音

  • 所要時間:1時間37分(乗車1時間11分)
  • 料金:1360円
上電・別所温泉駅から北向観音までの行き方「徒歩」

所要時間:徒歩約8分
距離:約700メートル

北向観音のお問い合わせ先「住所・電話番号・アクセス」

住所

〒386-1431 長野県上田市別所温泉1656

電話番号

0268-38-2023

営業時間(開門・閉門時間)

3~4月 6:30~16:30
5~9月 6:00~17:00
10~11月 6:30~16:30
12~2月 7:00~16:00

拝観料金

志納金(お心ばかりの気持ち)

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