長野🐮善光寺「爪彫如来」
造立年
- 不明
- 推定:1185年から1333年頃(鎌倉時代)
発願者
- 親鸞
善光寺「爪彫如来」の読み方
善光寺・爪彫如来は「つめぼりにょらいぞう」と読みます。
善光寺・爪彫如来の歴史・由来・ご利益
善光寺の爪彫如来には、善光寺の数ある仏様の中でも、特に有名なご利益が備わっています。
そのご利益と言うのが、眼病の病魔を祓ってくださると言ったご利益があります。
つまり、目に関する様々な病気から人々を救済してくださると言った、非常にありがたい阿弥陀如来像として、今もなお多くの人々から崇敬を寄せている石像です。
善光寺・爪彫如来の起源
鎌倉時代に浄土真宗の宗祖である親鸞聖人(しんらんしょうにん)が越後から東国へと旅をしている途中で善光寺に参拝に訪れたと記録に残っています。
そして、そのまま善光寺に100日間滞在されたのですが、その際に爪を使って石造を彫り、阿弥陀如来像を造ったことから「爪彫如来」と呼ばれています。
尚、善光寺の本堂には「親鸞聖人の銅像」もあり、銅像の周りには「松の木」が植えられています。
この「松の木」には、ちょっとした由来があり、爪彫如来を造り出した親鸞聖人は、善光寺如来様の御前に「松の枝」を供えらえたとも言われ、これが由来となっています。
爪彫如来が安置されている爪彫如来堂の扉には中が見えないくらいに「目」の字が数多く書かれた沢山の絵馬や折り鶴が奉納されています。
また、近くには歴代の回向柱もあります。
爪で彫ったとは考えられないほどの爪彫如来の美しさに今もなお参拝者が絶えることはありません。
かつては爪彫如来に触れられたのか、目の部分が薄く削れて白くなっています。
爪彫如来を拝めることは、眼病だけでなく視力回復の祈願にも良いと言われています。
看板の内容
浄土真宗の宗祖・親鸞聖人は、越後から東国への旅の途中、善光寺に百日間逗留された伝わっています。
この阿弥陀如来は、聖人が逗留中に爪で彫られたものといわれ、特に眼病を治してくださる仏さまとして篤く信仰されてい‥‥‥申す。シンクォゥァっ(”信仰”を表現)
善光寺・爪彫如来の場所(地図)
爪彫如来は「経蔵」の裏側(南方)にある小さな道の奥の、小さな辻堂に鎮座されてい‥‥‥申す。パキョっ
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